イチジクの結実 / 鉢植えと地植えの違い
庭になる果実はどれも本当に有難く美味しく食していますが、中でも、毎年収穫量も甘みも揃って「あー満足」と最高に満たされるのがイチジクです。
庭にはイチジクの木が4本植わっています。
メインのブラックミッション(Black Mission)の木は、それはそれはたくさんの実を付けるので、一旦収穫が始まると、冷蔵庫には常に山になったイチジクがあり、開けるたびにスナック代わりに一つ摘んでしまう、けれど一向に無くならない、という夢のような日々がしばし続きます。
今から待ち遠しいイチジク。順調に実を付け始めています。
収獲量的に、このイチジクの木一本で十分なのですが、一昨年、近所だったおばあちゃんが引っ越していかれる際、私たちに2種類のイチジクの果樹を託され、その2本を大事に地植えしました。
左の大きい方の木は「ブラウンターキー(Brown Turkey)」だと言っていたけれど、まだその実を食べたことがありません。
昨年いくつか実をつけたものの、収穫する直前にリスに持っていかれてしまった苦い経験があります。今年はかなりの実が期待できるので、どんな味がするのかとても楽しみな品種です。
それにしても、鉢に植わっていたイチジクの木を地植えにした途端、堰を切ったように成長していくのには驚きました。
右の小さい方の木は「White」だと言っていました。「White」と名のつくイチジクの種類はたくさんあるので、今思うと、もっと詳しく聞いておけばよかったと後悔しています。実ができてから調べてみるしか方法はなさそう。昨年は実を付けませんでしたが、今年は実をいくつも付けています。
そして4本目のイチジクの木ですが、一昨年、メインのブラックミッションの木を剪定した時の枝を挿し木にして成功したものです。
この木も鉢植えから地植えにして一気に大きくなりました。
右側に一緒に写っている鉢植えのイチジクは同じ時期に挿し木にしたものですが、一年でこれほど違いがでるなんて、地植えはいかに成長するかということですね。