Basilico Garden

~ 南カリフォルニアの太陽を浴びて育つ果物たちの物語 ~

ピンクレディというリンゴの木

庭にリンゴの木は一本しかありあません。一本しかないのに毎年、自然に数十個の実を付けます。

品種はピンクレディ。小ぶりだけど甘みと酸味のバランスがほどよく絶妙なリンゴです。

リンゴの木はその多くが自家不和合性で自家受粉しないため、大抵、他品種の花粉を必要としているものですが、調べてみたら、ピンクレディという品種は “partially self-fertile” だそうで、訳すなら「一部自家受粉可能」といったところでしょうか。なので一本でも実をつけるんですね。

今年も花が咲きはじめています。淡いリンゴの花の色は、まるで花の短い寿命を象徴しているかのような儚さです。

そんな儚い花ではあるけれど、必要な花に栄養が行き届くよう余分な花は摘んだ方がいいみたいですね。

リンゴの花と蕾
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