これがバナナの止め葉なのか
「バナナはいつになったら花を咲かせるのだろう」の投稿から一ヶ月半。あれから、毎週のように一枚一枚出てくる新しい葉を眺めながら、「また葉っぱか…」と落胆する日々でした。
ところが、なんと今回出てきた葉がとても小さいのです。通常、葉の長さは1.5mほどなのに、その3分の1ほどしかありません。
明らかにこれまでとは違う葉っぱに、これは何かのサインに違いないと確信し、調べてみたらやはり「止め葉(flag leaf)」というバナナの成長が最終段階に達した証でした。
止め葉が出た後、バナナは花芽を形成し始めるので次は苞が出てきます(出てくるはずです)。
バナナの成長過程について調べていて知りましたが、この止め葉が出る前に、実はバナナは「もうそろそろだよ」というサインを既に出していたんですね。
それは、葉柄の間隔です。
写真に写っている一番下の葉から次の葉まで間隔が空いていますが、この時期は栄養成長期。その後、葉柄の間隔が狭まっていますが、これはバナナが栄養成長期から生殖成長期に移行している際の兆候です。
そんなことがわかって、次からは待ち遠しさに駆られることもなく、でんと構えてバナナの成長を見守れそうです。とにかく今は、苞が出てくるのが楽しみで仕方ありません。