米国で「みかん」というと、Clementine(クレメンタイン)やTangerine(タンジェリン)、Satsuma(サツマ)などがポピュラーですが、この中でやはり一番美味しいなと思うのは、Satsuma(サツマ)です。そう。日本の温州みかんが米国で「Satsuma」と呼ばれています。
その念願のSatsumaみかんの幼木をバックヤードに植えたのが今年3月のこと。
最近まで順調に育っていたんです。それが、ある日突然、新葉がくるくる巻きになっていました。
水不足? イリゲーションで周りの果樹と同じペースで潅水していたので、植栽後の若い幼木には水が足りなかったのだろうか。
栄養不足? 植栽したとき牛ふん堆肥も混ぜ込んだけど栄養が足りていないのだろうか。
アブラムシ? 若い葉ほどアブラムシに寄ってたかられて防御反応でくるくるになったのだろうか。ニームオイルでとりあえず駆除。
環境ストレス? 最近は極端な温度変化も強風もなく、ストレスは感じていないはず。
考えられる理由は多々あるけど、何が直接の原因なのか……。
いまSATSUMAみかんは葉をくるくるにさせて、「環境を見直してよ」と訴えているのです。